日本の伝統的な米菓メーカーである亀田製菓。
ハッピーターンや柿の種は、国民的お菓子といっていも過言ではありません。
そんな亀田製菓の社長がインド人であることが話題となっています。
今回は、亀田製菓社長について調査しました。
亀田製菓社長がインド人なのはなぜ？
現在の亀田製菓の代表取締役会長CEOは、ジュネジャ レカ ラジュ氏です。
亀田製菓は新潟県新潟市江南区に本社を置いている日本の企業です。
日本最大の米菓メーカーであるにも関わらず、代表取締役会長CEOを務めているジュネジャ レカ ラジュ氏はインド出身。
インド人のジュネジャ レカ ラジュ氏が代表取締役会長CEOを務めている理由ですが、
ジュネジャ レカ ラジュ氏が優秀だったから
ということに最終的に行き着くようです。
ジュネジャ レカ ラジュが亀田製菓に入ったきっかけ
そもそも、ジュネジャ レカ ラジュ氏が亀田製菓に入社したきっかけは何だったのでしょうか？
亀田製菓に入社したきっかけは、
田中通泰前会長に声をかけられたこと
でした。
それまでジュネジャ レカ ラジュ氏は、日本の大手製薬会社で副社長を勤めていましたが、亀田製菓の田中通泰前会長と何度か会う機会があったそうです。
「『亀田製菓が2050年に向けてどういう会社になるのか』という会に呼ばれました。そこで田中会長から『あなたは亀田製菓をどう思うか？』と聞かれたんです。私は『この会社はなくならない。人が生きるためには必ず食がいる。それに一回食べたらまた食べたくなるような美味しさ、食感を持っている会社です』と伝えました。その後、田中会長からウチに来ないかと誘われるわけですが、まさか自分が入社するとは思いませんでした」
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当時からグローバル化を目指していた亀田製菓にとって、ジュネジャ レカ ラジュ氏はまさに必要な人材だと判断されたようです。
その後、2022年6月から代表取締役会長CEOに就任されました。
ジュネジャ レカ ラジュのプロフィール
ジュネジャ レカ ラジュ氏のプロフィールについてまとめました。
本名 ： ＬＥＫＨ ＲＡＪ ＪＵＮＥＪＡ （ジュネジャ レカ ラジュ）
出身地 ：インド・ハリヤナ州出身
生年月日 ：昭和27年３月３日
2024年12月現在、ジュネジャ レカ ラジュ氏は７２歳です。
インドでは生物工学を専攻し、1984年にインドから大阪大学工学部に研究員として来日。
1989年に名古屋大学大学院生命農学研究科博士課程を修了しました。
生物工学の分野では博士号も取得しています。
ジュネジャ レカ ラジュの経歴がすごかった！
ジュネジャ レカ ラジュ氏の経歴についてまとめました。
1989年：太陽化学株式会社に入社。取締役研究部長、国際部長などを経て、2003年代表取締役副社長就任
2014年：ロート製薬へ転職。取締役副社長兼最高健康責任者（CHO）に就任。
同社の子会社社長を務め、グローバル事業の発展にも尽力。
2020年：亀田製菓入社。副社長として海外事業や食品事業を牽引し、2022年代表取締役会長CEOに就任。
インド人でありながら、日本での学歴と、企業での経験をみると、素晴らしい経歴をお持ちですね。
実績もあることから、亀田製菓でも採用され、社長に就任されたのは納得です。
ジュネジャ レカ ラジュ氏は「米菓メーカーから、食で社会の課題を解決する企業へ」という理念を持っています。
今後の亀田製菓にも注目していきたいですね。
