世界水泳2023にも代表入りしている、競泳の松元克央選手。
イケメン選手との呼び名も高いですが、松元選手はどのような学生時代を過ごしてきたのでしょうか?
今回は、松元克央選手の学歴について調査しました。
最初に松元克央選手のプロフィールをご紹介します。
氏名 :松元 克央(まつもと・かつひろ)
生年月日:1997年2月28日
出身 :福島県いわき市
身長 :1m86cm
体重 :86kg
所属 :ミツウロコ
泳法 :自由形・バタフライ
松元克央選手は、幼少期に基礎体力をつけるために水泳を始めたそうです。
葛飾区立水元小5年時にジュニアオリンピック10歳以下男子50メートル自由形で優勝。
2017年に初めて世界選手権代表に選出されました。
18年には日本選手権男子200メートル自由形で初優勝。
同年のパンパシフィック選手権銅メダル、アジア大会銀メダル。
2019年にセントラルスポーツに入社し、世界選手権で1分45秒22の日本新記録でこの種目で五輪、世界選手権を通じて日本人初となるメダルを獲得しました。
名前の読みは「かつひろ」ですが、”カツオ”の愛称で親しまれており、応援コールの際には「カツオでお願いします!」と松元選手自身も呼びかけているほどです。
松元克央選手の学歴ですが、大学も高校も水泳の強豪校に通っていたようです。
しかし、意外にも高校時代は練習嫌いだったというから驚きですよね。
松元克央選手の学歴について見ていきたいと思います。
松元克央選手は、
明治大学政治経済学部
出身です。
スポーツ推薦での入学で、水泳部で活動していた松元克央選手。
明治大学水泳部は、1911年創部で、競泳部門は日本学生選手権水泳競技大会にて男子が2015年から3連覇を残しています。
オリンピック代表選手、メダリストなども多数輩出する名門チームです。
松元選手にとって、水泳の名門ともいえるチームがある大学を選んだことは自然なことだったのでしょうね。
しかし、選手生活は順風満帆ではなく、特に大学1年生の頃は悔しい思いをしたことが多かったようです。
1年生のころはあまり結果が出せず、大学やチームに貢献できない自分に悔しい思いをしました。平井彬嗣さん(2016年政治経済学部卒)をはじめトップの選手を近くで見てきたので、自分が上級生になるにつれて、後輩にすごいといわれるような選手になりたいと思えたことは大きかったと感じています。
ーhttps://meijinow.jp/activity/club/32320
チームメイトや環境が松元選手の刺激となり、さらに成績を伸ばしていった松本選手。
大学3年生のときには、日本選手権で、100m自由形、200m自由形3位という成績を残しました。
そして2018年の日本選手権では、得意の200m自由形で優勝を飾りました。
また、2017年には念願の日本代表にも選出され、
「初めて代表に入ってみんなを見て、自分から速くなるためにどう頑張るべきなのかを学んだ。瀬戸大也君とかは意識が違うし、明確な目標、覚悟を決めているんだと思った」
ーhttps://www.chunichi.co.jp/article/31635
さらに刺激を受け、さらなる意欲につなげていたようです。
松元克央選手が通っていた高校は
千葉商科大学付属高校
です。
松元選手は東京都葛飾区育ちであるものの、千葉商科大学付属高校水泳部に入部するために、校区外の高校を自ら志望したそうです。
千葉商科大学付属高校水泳部は、
高校在学中に2016年のリオデジャネイロオリンピック出場を果たした持田早智選手をはじめとし、アテネ五輪や北京五輪に出場した中村礼子選手、ロンドン五輪出場の立石諒選手など、数多くの著名な水泳選手を輩出している。
ーhttps://spaia.jp/column/swimming/2508
数々の有名選手を輩出している水泳の名門校です。
身近に日本代表レベルのチームメートがいたことが、松元選手の意識を変え、刺激となっていったようです。
練習嫌いではあったものの、高校1年生の時のインターハイで、リレーのメンバーに抜擢され、秋の国体で結果を残したことで、練習への意識も変わっていったそうです。
松元克央選手の出身中学は
葛飾区立常盤中学校
です。
中学までは、学校の水泳部ではなく、葛飾区内の金町スイミングクラブで練習を積んでいたという松元選手。
中学生まではほぼ無名の選手でしたが、中学3年時には全国大会に出場しています。
しかし、大きな結果は残せていなかったようです。
入江陵介さんの出身小学校は
葛飾区立東水元小学校
です。
幼少期の松元選手は、今の姿からは想像できないような性格だったようです。
「親から離れるとどうしていいか分からない子だった。泣きそうな顔だった」。小学校で初めて出た全国大会の時、会場まで送り届けたはいいが、いざ1人でレースに向かう段になるとそんな様子だったという。
ーhttps://www.chunichi.co.jp/article/32935
意外ですよね!
ちなみに、水泳を初めたきっかけは、1つ上の兄、佑介さんがスイミングスクールに通っていたことがきっかけで、松元選手も地元の金町スイミングクラブに通うことになりました。
小学5年生のときに、松元選手はジュニアオリンピックに出場し、10歳以下男子50メートル自由形で優勝という結果を残しています。
しかし、
小学生スイマーの登竜門、ジュニアオリンピック(JO)の参加資格を初めて得た時も「JOって何?」「(大会が行われる)辰巳ってどこ?」と聞いてきたほどだったという。
ーhttps://www.chunichi.co.jp/article/32935
水泳に熱を入れている様子ではなかったそうです。
というのも、水泳を習っていた理由は、松元選手の父親が野球をさせるための、基礎体力をつける目的だったそうなんです。
練習自体もあまり好きではなかったようで、ジュニアオリンピックで成績は残しているものの、ほかの大会で結果を残すことはなかったそう。
ただ、現在の松元選手の才能は、幼少期から見え隠れはしていたようです。
現在大活躍の松元選手は、転機となったのは高校生のときの環境で、それまでは意外にも練習嫌いであったという事がわかりました。
意識1つで人って変われることを松元選手が証明してくれていますね。
これからも松元選手を応援していきたいと思います!